安部公房

 此頃、安部公房の作品ばかりを読んでいます。
 大体、二・三日に一冊のペースです。私は速く読む読者では無いので、此の様な事は大変珍しい。隣の部屋の鳴瀬は、立ち読みで一冊読み終えてしまう程の速読家のようですが。


 そもそも、大学の講義で『砂の女』等が扱われていた為に読み始めたのですが、読んで見ると非常に面白く、氏の他の作品にも手を出し始めました。

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