大きい風呂は偉大なり〜♪

死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)

死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)

1ヶ月振りに妹の顔見たぞ!!丸いぞ我が妹(爆)
って、そんな事は、我が人生に何の影も落とさないのでどうでもいいのですがね。それよりも、むしろ今日やっとこさ読み終えた『死にぞこないの青』・・・・・・痛すぎです。
私の胸を貫いて、小中の嫌な思い出が・・・・・・orz
昨今稀に見る鬱状態。かなり作品前半部に引き込まれナーバスに!!


1章を読み終えた瞬間に「ん!!」と思い
2章読み終えた時には・・・・・・涙

昔の自分を振り返るのって何て辛いことなんだろうって私は思いました。たぶん、この作品『死にぞこないの青』はある種の経験をした人にとって共感を呼べる作品!!

でも、普通の何気なく生活している人には一蹴されて終わりそうな作品です。
結末が、私にとっては微妙でしたね。

取り敢えず、学友たちの評判は悪い作品ですが、昔私が個人的に感じていた(もう忘れかけていた感情)モノを思い出させてくれましたね、懐かしくもあり辛くもある経験や感情を呼覚ましてくれる。



ってか、主人公マサオが感じる他人に対する恐怖は誰もが持つ感情だし、消えることはないと思う。
それでも、その他人の目を恐れず、恐れていたとしても立ち向かう勇気を持って生きていくことは人には可能なんだって事はこの小説を読んで、思つた。そして、今現在、弱気な自分に嫌気が指している君に読んでもらいたい!!
そう、自分が好きになれない人にこそ読んで欲しい。と私は個人的に思ったけど、内容としてはいじめられっ子が、自己を取り戻す成長物語だね!!

いかんせん、最後が丸く収まっているので気に入らないけどさ。

この作品の問題提起は
1.子供のイジメ
2.人間の本能的恐怖心

この二つだと私は思う。この二つは切り離すことは出来ないけど、大事なことだよね。
昨今では、大人社会でのイジメの深刻化なども問題になってるけど、はっきり言って心が弱いまま大人になるからいけないのだと私は思うけどね。

後、主人公マサオ(いじめられっ子)の心理描写は多いんだけど、何故いじめっ子の心理描写がないんだろう?一方の視点だけで書かれているのが残念だと思う。もう少し、いじめっ子や先生の心理が描写されていれば、より複雑で、情景がよりリアルになり、面白さが増すと思うんだけどなぁ。乙一らしい上手さはあるんだけど、読者の想像力を引き出す力が足りていない作品だと思った。

取り敢えず、読んでみればぁ〜とちょっと投げやりな感じで紹介してみました。

帰宅(アパートから親元へ)

電車に乗りとある田舎町へ。
私の実家がある町は田舎である。東口、西口で格差があり、一方の駅前に目の前にコンビニがあり、大きなスーパーが3軒も立ち並び、ドラッグストアーも4軒ある。
そして、この町の栄えていない殺風景な出口を潜り、ちょっとした商店街(今では肉屋が1軒、豆腐屋2軒、花屋が2軒しかない)を抜け15分以上歩いたところにある。
超が付くほどの田舎である。
そこへ、私は1ヶ月に1回帰省する。余り遠くもないので帰省という単語はちょっと適さない気もするが、帰宅とは違うような気もする。

そんな訳で、今日は久しぶりに大きな風呂、大きな洗い場でゆったりと長風呂が楽しめた。飯の支度も、片付けもしなくていいというのは、何て楽な生活なんだろうと思う。
それでいて、独り暮らしもナカナカだと思うのである。

明日は、ブックオフにでも行って『テニプリ』(妹にせがまれて買い続けた漫画)を売ろうと思う。この漫画、最初のうちは、テニスというスポーツを介して、少年たちの恋や日常を描くものかと思いきや・・・腐女子の為のルックス重視、かつ人間離れした妙技の数々、有り得ない年齢設定!!という最悪なものに。ってか年齢設定の段階で無理がある、だって中学生が登場人物なのにほとんど170?、180cmが普通にゴロゴロいる。発育が良くなったからって、そんなに背の高い中学生は稀だっつうの。スーパーサイヤ人みたいなオーラを出すし、もうテニス(スポーツ漫画)というか格闘漫画みたいだ!

だから、読みもしない漫画(妹も『NANA』とかが今は良いらしい、『テニプリ』は読まなくなっている)に金を掛けるのは勿体無いので買わない事にした。少し大人に・・・・ぷぷぷ