時雨莊圖書室『文ヲノ棚』弐段目
時雨莊圖書室の蔵書紹介企画・第2回目です。
今回からはテーマを決めて紹介します。
テーマ「詩」
テーマは「詩」。気に入りの詩集とその他。
『新編 中原中也 全集』
- 作者: 中原中也,大岡昇平,中村稔,吉田熈生,宇佐美斉,佐々木幹郎
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2000/03
- メディア: 単行本
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研究対象なので詳しくは伏せますが、第一巻に収められている2冊の詩集の構造が、実に面白いです。
茨木のり子『自分の感受性くらい』
- 作者: 茨木のり子
- 出版社/メーカー: 花神社
- 発売日: 2005/05/01
- メディア: 単行本
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ところで、出版社の「花神社」、私はずっと「はなじんじゃ」だと思っていた…(正しくは「かしんしゃ」)。別の学生が注意されてて知りました。
西島大介『土曜日の実験室 詩と批評とあと何か』
土曜日の実験室―詩と批評とあと何か (Infas books)
- 作者: 西島大介
- 出版社/メーカー: INFASパブリケーションズ
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
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【いやほんと、どうでもいいんです実際 『物語る絵画』について】というBTのインタビュー記事にあった「引用」の話がとても興味深い。著者の意図するものが読者に届かない歯がゆさ。
しかし、こういうの読むと『攻殻機動隊』は観とかなきゃいけないよなあとしみじみ思います。『エヴァ』『攻殻』「ジブリ」はやっぱ教養として必要なのだ。
次回は「宗教」系の棚晒しを予定。