輿水泰弘・碇卯人『相棒 警視庁ふたりだけの特命係』

探して探してようやく見つけた『相棒』のノベライズ本。
電車の中吊りで見かけてかなり気になってて、三軒茶屋文教堂書店で見つけて購入。
「探して探して」と言ったものの、正直な話、教職課程の介護等体験の期間中だったため、地元のtsutayaと体験先に近い三軒茶屋でしか探す余裕はなかった。
渋谷のブックファーストにでも行けば速攻で買えたかもしれないが、さすがにデイサービスセンターで10時間近く仕事をしてからではそんな余裕はなかった。
ポイントを貯めるためにtsutayaで買いたかったが、三軒茶屋キャロットタワーにあるtsutayaでは品切れだった。
というか、正直朝日文庫と言うシリーズがあることを知らなかった。
でもまぁ、考えてみれば『相棒』はテレビ朝日系か。

相棒 警視庁ふたりだけの特命係 (朝日文庫 い 68-1)

相棒 警視庁ふたりだけの特命係 (朝日文庫 い 68-1)

あらすじ

警視庁特命係――“陸の孤島”“人材の墓場”と呼ばれるこの窓際部署に所属するのは、切れすぎる頭脳を持つ変わり者の杉下右京と、熱血漢で人情家の亀山薫、ふたりだけ。右京の深く鋭い推理と、薫の神懸り的な山カンで、さまざまな難事件を解決していく。
《人気ドラマ待望のノベライズ! 連続ドラマ以前のプレシーズン3話を収録》
(朝日文庫より抜粋)

独断と偏見による感想

いや、正直大した感想なんかない。大好きなテレビドラマシリーズのノベライズ本だから気に入らないはずがない。
本当にあのドラマの出来は素晴らしいと思う。
ぶっちゃけ主役級の4人(水谷豊・寺脇康文鈴木砂羽高樹沙耶)以外、大して有名な俳優が出てくるわけではない。
まあ、大体犯人役はそこそこ名の知れた俳優だが。
俳優のネームバリューに頼ることなく、俳優の演技力とストーリーの面白さで視聴者をグイグイ引っ張って行く。
まさに「職人芸」と言う他ない。サスペンスドラマに強いテレビ朝日ならでは。
ノベライズ本でもその魅力は衰えていない。素晴らしい。