三島由紀夫『潮騒』

Shigure-sou2007-10-22

 ご無沙汰しております。市松です。

潮騒 (新潮文庫)

潮騒 (新潮文庫)

明るい太陽と磯の香りに満ちた小島を舞台に海神の恩寵あつい若くたくましい漁夫と、美しい乙女が奏でる清純で官能的な恋の牧歌。
新潮文庫HPより)

 三島由紀夫の作ではないんじゃないかと思ってしまうほど、なんてことはない小説。個性の強烈な人物もいないし、予想の付かない出来事も起こらない。
 でもやはりちょっとした言い回しとか表現は秀逸だなと思う。文学を感じる。(文ヲ)