この横浜に勝るあらめや

Shigure-sou2007-06-02

今日は日本を代表する港・横浜港の開港記念日ですね。
ハマっ子としては多少の感慨を覚えます。



横浜港の開港は1859年。前年の日米修好通商条約に基づいて開港されました。
2年後には開港150周年を迎える横浜港。素晴らしい。
ちなみにハマっ子かどうかを計るものさしに「横浜市歌」と言うものがあります。
横浜市立の小・中学校に通うと、この歌を何か式典があるたびに歌わされるので、ほとんど頭に刷り込まれてるんですね。

わが日の本は島国よ 朝日かがよう海に
連なりそばたつ島々なれば あらゆる国より舟こそ通え
されば港の数多かれど この横浜に勝るあらめや
昔思えば苫屋の煙 ちらりほらりと立てりしところ
今は百舟百千舟 とまるところぞ見よや
果てなく栄えていくらん御代を 飾る宝も入り来る港

ちなみにこの歌、作詞者は森林太郎…そう、日本が誇る明治の文豪・森鴎外です。

文豪の書いた詞を市の歌に持つ街など、日本広しといえど横浜くらいなものでしょう。