驚愕
serial experiments lain TV-BOX [DVD]
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: DVD
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最近、買おうか迷っているアニメーションの一つ。アマゾンで壱萬円を切る価格で販売されている。
キャラクターデザインは私が『灰羽連盟』―というおそらくマイナーなアニメ―で知ることとなった 安倍吉俊。テレビ放映は1998年7月から。(『ウィキペディア(Wikipedia)』を参照)
内容はマニアック。アニメーションを見慣れていない人にはおそらくついて行けない、理解しがたい内容だと思われるが、その内容の根幹にあるものが、今の現実に当てはまるような気がした。10年前に触れたなら私はこのアニメーションを面白いとは感じられなかったと思う。『攻殻機動隊』と同様に現実を先行する形の近未来SF的内容で、何となーく今のネット社会にリンクしている。
10年前に、10年先の社会を映像化していた点は評価されていいと思った。
私の家にパソコンが来たのは2003年の冬だったと思う。当初の私のパソコンに対する知識は、パソコン=ワープロ的存在でしかなかった。それ以前の小学生、中学生時代には、私の周りにはパソコンという言葉自体がほぼ存在していなかったといってもいいだろう。私の記憶違いかもしれないが、小学生のころのパソコンは今のように安くはなく(現在でも、オフィスや他のソフトを入れると20万円くらいはする)、本体も4、50万円したし、それをカスタマイズしてインターネットにつないだりしようとすると、総額100万円くらいしていたと思う。それに、今とは違い、インターネット利用も一定料金での使い放題ではなく、ブラウザを開いた回数や時間によって月々の支払いが請求され、ちょっとアダルトサイトにアクセスしようものなら高額な請求書が来ていた。
10年前、小学6年生だった私。その当時は携帯の前でたしかまだ広末涼子のイメージが強いポケベルが存在していた。中学2年生くらいになると徐々に携帯が私たちの仲間にも普及し始めた。
そんな時代に、まだ携帯電話が子供の手に行き渡っていない、インターネットの利用がまだ少なかったそんな時代にこのアニメーションが製作され、放映されていたという事実に…驚愕した。そして、それを面白いと感じた。
ちなみに
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
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これもアマゾンの価格では1万円を切る価格で販売されている。