佐藤多佳子『しゃべれども しゃべれども』
映画化に先駆けて買ったんですが……“つんどくん”になってて結局公開に間に合いませんでしたorz
- 作者: 佐藤多佳子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/05/30
- メディア: 文庫
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あらすじ
オレは今昔亭三つ葉。三度のメシより落語が好きで、噺家になったはいいが、目下前座よりちょい上の二ツ目。自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短く、女の気持ちにゃとんと疎い。そんな俺に話し方指南を頼む物好きが現れた。でもどいつも困ったもんばかりで……歯切れのいい語り口で、言葉に出来ないもどかしさと不器用な恋を描き、「本の雑誌が選ぶ年間ベストテン」第一位に輝いた名作。
(新潮文庫より抜粋)
独断と偏見による感想
いやぁ、最高!!
なんかいいなぁ、こういう作品。
チャキチャキの江戸言葉が読んでて心地よい。
もともと落語って結構好きなんですよね。といっても毎週日曜の夕方に『笑点』を欠かさず観る位ですけど。
特に春風亭昇太師匠が好きですね。
何となく……自分と似た雰囲気を感じてますww
高校の時、学校の芸術鑑賞会で一回、昇太師匠の新作落語を観る機会があったんですが、あまりに笑い過ぎて隣の女の子に若干ヒかれました…(ノ∀`*)アチャー
機会があったら観に行きたいんですよね、落語。
新作落語もいいですけど、古典落語もちょっと興味があります。
で、この作品。
登場人物がみんなもどかしいんです。でも愛すべき存在です。
「みんな、何とかしたいと思ってる 今のままじゃ、だめだから」
このキャッチコピー、ホント言い得て妙です。
映画も観に行きたいなぁ。
ヒロイン役の香里奈もキレイで結構好きです(*´∀`*)
▲ホントいい女優さんになったと思います。