島本理生『シルエット』『リトル・バイ・リトル』
暇潰しに買ってみた初・島本理生作品。
- 作者: 島本理生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/16
- メディア: 文庫
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- 作者: 島本理生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/01/13
- メディア: 文庫
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あらすじ
『シルエット』
女性の体に嫌悪感を覚える元恋人の冠くん。冠くんと別れ、半ばやけでつき合った遊び人の藤井。今の恋人、大学生のせっちゃん…人を強く求めることのよろこびと苦しさを、女子高生の内面から鮮やかに描く群像新人賞優秀作の表題作と15歳のデビュー作他1篇を収録する、せつなくていとおしい、等身大の恋愛小説。
『リトル・バイ・リトル』
ふみは高校を卒業してから、アルバイトをして過ごす日々。家族は、母、小学校二年生の異父妹の女三人。習字の先生の柳さん、母に紹介されたボーイフレンドの周、二番目の父―。「家族」を軸にした人々とのふれあいのなかで、わずかずつ輪郭を帯びてゆく青春を描いた、第二十五回野間文芸新人賞受賞作。
独断と偏見による感想
うーん…何なんだろうな。
どちらもものすごく物語が淡々と進行して行く。
別に何があるってわけじゃない。
話に抑揚がないですね。
ただホントに日常の出来事を日記のように書き記しているだけ、みたいな。
最近の若い女性の観点ってそんなものなのだろうか。
もうこうなると「ボルヴィック文学」*1とでも呼びたくなるww
最近の女性作家はこういうパターンが多い気がする。
綿矢りさも同じ印象を受けた。
もう少し他の作品も読んでみないと分からないけど、何かの文学賞を受賞してたとしても、そんなに立派な作品とは限らないってコトですかね。
*1:ミネラルウォーターのように無味無色